美容に役立つボトックス注射【リフトアップする効果もある】

神経伝達物質をブロック

女医

肩こりや多汗症にも効く

ボトックス治療は筋肉の働きを抑制する効果があります。その仕組みは、まずボツリヌス菌というタンパク質を体内に注入することから始まります。筋肉は神経伝達物質が脳から届くことで伸縮し、太く大きくなっていきます。筋肉はあると力が強くなっていいこともあるのですが、特に力を必要とせず見た目を損なっている場合は小さくしたいものです。見た目を損なっていると感じられる筋肉としては、エラと呼ばれるアゴの筋肉や、ふくらはぎのこぶ状の筋肉が挙げられます。そういった筋肉は意図せずできることがほとんどで、生活習慣によって自然に発達します。無意識にできた筋肉を小さくするのは難しいため、ボツリヌス菌の効果によって、大きさを小さくしようと試みるのがボトックス治療の狙いです。ボツリヌス菌は脳からの神経伝達物質をブロックする効果があります。そのため、脳がいつも通り指示を出していたとしても筋肉に届かず、強く力を入れないように抑制してくれます。それにより、治療後数日は違和感を覚えることがありますが、医師による生活上の注意点をしっかり守っていれば支障は出ないでしょう。ボトックス治療は小顔効果やシワの除去など、美容整形業界では人気の治療になっています。ですが、実は美容以外にも身体の不調や悩みについても美容外科クリニックで治療できる場合があります。例えば、多汗症治療です。多汗症は汗の量が人より多いことでワキガなどの悩みに繋がります。ボトックス治療でワキに注射を施すと、汗の量を抑制でき、結果的にワキガなどの悩みの解決にもなります。また、肩こりの改善に使われることもあります。肩こりは、肩の筋肉が硬直し、緊張状態にあることで痛みを発生させています。ボトックス治療を施すと筋肉に力が入らず、リラックス状態をもたらすことができます。こわばっていた肩の筋肉が柔らかくなるので、痛みも和らぎ、上まで上がらなかった腕も上がるようになることが期待できます。ボトックス治療は筋肉に対して効果のある治療方法で、元々は後遺症などによるこわばりや痙攣に用いられたものです。そのため、筋肉に対してならばあらゆる部位の悩みに対応できるようになっています。